本を読むのは好きだが、図書館に行くのが億劫で暫く行っていなかった秋狐。
しかし急にその億劫さを上回る欲求が生まれたのだ。
「本が読みたい」。
どうしても読みたいので、久々に図書館に行く事を決めた。
善は急げ。いつもの重い、重すぎる腰は何処へやら。脇目も振らずに図書館へ。
見慣れた館内を好みのジャンルの棚へ向かって迷わず進む。
少し見れば面白そうな本があちらこちらに有る。
その中から特に惹かれた本を三冊、貸し出しカウンターへ。
余程活字に飢えていたのだろう。
読み始めた途端、休んでいた脳が活動しだした様な感覚に陥った。
本を読んでいるのだから疲れる筈なのに、頭がスッキリしてくる。
どんだけの範囲、活動休止してたんだ自分の脳…。
そして今に至る。
やはり本はいい。
ネットで読む読み物も悪くないが、やはり紙の本が好きだ。
頁をめくる感覚、感触、新しい本ならインクの臭い。あと、本を閉じた時の音。
そんな、「本」という物の好きな所を改めて想いつつ、今日も読書の時間を作る。
あ、借りたのは妖怪とか怪談とか、そんなの。
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